2013年5月6日月曜日

ぐるっと東北1000キロ

連休30日から3日まで東北一周、それぞれの所に知人、友人がおりましたので久しぶりにお会い出来て、うれしく感謝です。青森五所川原では立ねぶたの館で23メートルもあるのにはただ感嘆するばっかり、一基2000万とか、金木では太宰治の展示館、斜陽館650坪、大地主であった為か凄い建物であった。金持ちに生まれた事に悩み苦悩した太宰は自滅の人生になつてしまったが、斜陽館に多くの人を招き生きることの意味を問い続けているようであります。

五所川原から小牧温泉に一泊、津軽三味線CDを聞きながら東北横断、結構長い道中でした。






斜陽館には遠くは岡山、神戸、横浜、長野ナンバーの車があった、日本各地から多くの太宰フアンが訪れている。津軽平野、五所川原は”津軽”に書かれているそのままかな。冬の地吹雪は庄内平野より大変そうだろうなあ・・・・、りんご畑がほとんど。伊藤様のお宅では12町歩の田圃を耕作しているそうです。がんばってますね。

津軽三味線の演奏は素晴らしかったです。
津軽じょんがら節、さんさがり、あいや節、よされ節、旧のじょんがら節と引いて、歌って、津軽自慢を披露していました。子供の頃からずっと三味線ひいているようでした。五所川原で全国大会があったそうです。全国からのお客様をひきつけてやまない。


小牧温泉でも津軽三味線ならぬスコップ三味線演奏をご披露、とってもユニークでおもしろかったです。全国大会もあるそうです。

渋沢邸、南部曲がり屋を見学しながらの散歩、ここは三沢には三沢基地があるので、外人の親子に会ったのは印象的でした。時々空には轟音が轟きます。基地であること・・・・・


石川啄木の渋民小学校を訪ねました。雲は天才である、など多くの歌を残し、26才若くして逝去、明治19年生まれ、私の曾祖母は20年生まれで92才まで長生きしましたが、生誕120年にして、啄木の歌は我々の心を虜にする、貧しい中にも気高く、凛とした心、淡い恋心か゜思われる・・・、やはりふるさとを一時も忘れることがなかった。ふるさとは遠きにありて思うものふるさとはありがたきかな。




ぐるっと東北、1000キロの旅は無事終わりました、りんごジュースと小牧温泉の入浴剤が唯一のお土産です。東北は本当に広い。津軽弁は全然分からなかった、庄内弁もそんなもんでしょう、鶴岡の雰囲気はやはり藤沢周平の世界だなあって感じです。その土地その土地ではぐくまれた風土、歴史がそう感じさせるのでしょうね、結婚43年のとってもいい旅になりました、五所川原の工藤様 伊藤様、盛岡の竹内様、仙台の庄司様お世話なりました、ありがとうございました、北の桜は今頃満開でしょうか、すくっと気高くそびえる岩手山また逢いましょう。

青森にはやはりねぶたが似合います。

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